どんな状況にあろうと学ぼうとする姿勢に感動を覚えました。やるなあナポレオン。
[パリ 31日 ロイター] フランス革命後に皇帝に即位したナポレオンが失脚後に幽閉されたセントヘレナ島で英語を勉強していたことを示すノートなど、ナポレオンにちなむ品物約350点が今週末パリでオークションに出品される。
ナポレオンは英国に身柄を拘束された後、南大西洋の孤島セントヘレナ島に送られ、1821年に死去するまで幽閉された。ナポレオンはそれまで英語を学んでいなかったことを恥じ、随行していたラス・カーズが英語の授業を行うことに快く応じたという。
オークションを行う競売会社オズナのジャンピエール・オズナ会長は「生涯を英国との戦いに費やした後、人生の後半にやっと英語を学ぶ決心をしたことは驚き だ」とコメント。ナポレオンが残したノートからは英語の文法と格闘する姿や暇つぶしにいたずら書きをしていたことが分かるとし、「英語の学習においても軍 人気質が抜けなかった。いたずら書きは軍の要塞の壁やデザインの絵だった」と明かした。
ナポレオンはある紙に「Run, runned, running」と書いているほか、別の紙では、フランス語の「Qu'est-ce qui etait arrive?(何が起きたか)」を間違えて「What was it arrived?」と英語に訳しているという。
オズナは5日に行われるオークションで、このノートに最高9500ユーロ(約111万円)の値が付くと予想している。
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