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2011年5月26日木曜日

フランスで初の電気自動車「グランプリ」、観客の反応は今一つ

電気自動車はその内ポピュラーになるのかなあ?いまいち話題に上がらないしどうなんだろうか?

[ポー(フランス) 23日 ロイター] グランプリレース発祥の地、フランス南部のポーで21日、世界で初めてとなる電気自動車によるグランプリレースが開催された。

会場となった市街地のサーキットは全長2.8キロ。自動車レースの最高峰F1で4度ドライバーズチャンピオンに輝いたアラン・プロストを父に持つニコラ・ プロストやサッカー元フランス代表のゴールキーパー、ファビアン・バルテズなど計12人のレーサーが参加し、地元出身のマイク・パリジが勝利した。

電気自動車のレースは2009年に氷上で開催されているが、舗装された道路では初めて。今回レースに出場した電気自動車の最高速度は時速180キロ。

夫や子どもとレースを観戦した女性は、従来の自動車レースとは異なる低く静かなエンジン音について「快適で、そして奇妙な感じ」とコメント。「新鮮味はあるが、(自動車レース)F3の魅力に欠けている」と述べた。

また、グランプリレースファンの男性は「くだらない」とレースを酷評。スピードが劣るとし「単純におもしろくない」と述べた。

ゆくゆくは電気自動車が日常生活と自動車レースの両方で主流になるとの考えを持つエクサゴン・エンジニアリングのリュック・マーケッティ氏は、ファンが電 気自動車レースの楽しみ方を見つけるまでには時間が掛かるかもしれないと認め、「人の考え方にも『進化』が必要だと思う」と述べた。

ポーでは1901年に「グランプリ」の名を冠するレースを初めて開催。その後1933年から「ポー・グランプリ」が毎年開催されるようになり、市街地のサーキットはF1レースが開かれるモナコと比較される。

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